ロボットテクノロジージャパン2022
2022年7月2日(土)に中部国際空港そばの愛知国際展示場で開催された
ロボットテクノロジージャパンへ行ってきました。
展示会に行くのは4月にポートメッセなごやで開催された「名古屋ものつくりワールド」以来です。
パグ主任の担当業務とはガッツリ嚙み合うという訳ではないため、
社用ではなくプライベートで行ってきました。
担当業務とはあまり関係ないとはいえ、最新の技術をネットではなくリアルで見ることができるのは
好奇心が満たされます。また、時代の流れというか今なにがトレンドなのかが知ることができます。
今回興味を持ったのを紹介します。
1.Mujin
出展企業情報|ロボットテクノロジージャパン – 愛知のロボット展示会 (robot-technology.jp)
自動搬送装置のAGV、ロボットによる部品のピッキングを手掛けている会社。
この会社がプレゼンの中で中国のある企業に機器を納めており、なんとその企業では工場は完全無人化、
人がいなくても稼働できるようになっており大変驚きました。
AGVは床に印刷されたQRコードを読み込んで稼働するそうで、床面にテープを貼ったりする必要がないため
導入するのが簡単そうでした。
2.スギノマシン
出展企業情報|ロボットテクノロジージャパン – 愛知のロボット展示会 (robot-technology.jp)
【ニュースリリース】ARで産業用ロボットの設置シミュレーションができるサービスを開始 – スギノマシン (sugino.com)
専用アプリが不要でスマホやタブレットでARを使用して機器の設置検討ができる。
このARはスマホの画面上に実際の風景上に機器を設置検討できるというもので、2Dの図面を見るのが
苦手な客先などに見てもらうことができて便利そうでした。
仕事をしていて2Dでレイアウトを書いて客先に承認をもらうのですが、設置してから「やっぱりこっちに置いて」
なんて言われることがありますからね。2Dでは空間的なイメージが沸きづらかったり、3Dで見しても実際の
風景上に映し出せるARだと、よりリアルに見てもらえるので後戻りが減ること間違いなし。
ほかに気軽にARができるようになれば部屋の機器の引っ越しや、装置の導入検討がやりやすくなりますね。
3.アストロスケール
アストロスケール, 宇宙の持続可能性の確保 (astroscale.com)
宇宙のゴミであるスペースデブリを除去するのと、人工衛星の保守点検を行っている会社です。
当日はセミナーを行っており予約していませんでしたが、運良く座席が空いており聴講することができました。
従来は国が主導で行っていた宇宙事業ですが、ここ最近は民間による参入が相次いでいる。
そこで出てきた問題が宇宙は広大であるが、人工衛星を飛ばせるスペースはゴミが溢れており、このゴミが
秒速8キロメートルで飛んでいるので人工衛星に衝突する事故が発生しだしている。
このままでは今後の宇宙ビジネスに支障が出るためなんとかしないといけない!という熱い講演でした。
発表者はスタートアップ企業の創業者ということで、とてもエネルギッシュで使命感に溢れており
応援したくなりました。