第2回XR総合展 in幕張メッセ
2022年10月28日(金)
千葉の幕張メッセで開催されている第2回XR総合展に行ってきました。
目的はXR技術であるAR、VR、MRをメインとサブで日々の業務効率化ができるナニカ良いモノが無いかを探すことです。
気になったものをいくつかご紹介。
同時開催のJapanITWeek、AI業務自動化なども見てきました。
1.「 iVoRi XR 」 ポケクエ
iPadを使って2D図面、3Dデータを読み込んでARで施工レイアウトが確認できる。
ソフトを扱っており、サブスクリプションで月額20千円ほど。
最小アカウント数が2アカウントから。
竹中工務店、JFEエンジニアリングで既に採用されている。URL
配管を施工するルート上に前もってブラケットを固定するのに持って来い。
何もないだだっ広い空き地などでで目印があまり無い状態でARで完成予想図が
見れるのは役に立ちそう。
ポケクエは、その他にもリコーの360度カメラであるシータを使って
遠隔で現場確認ツアーに参加できるソフトも出していた。
リアルタイムまたは後から見ることも可能。
シータは動画ではないが、まぁ似たようなソフトを既に持っているから採用は
無いが、少し面白かった。
2.「 RPA 」 キーエンス
RPAはロボティック・プロセス・オートメーションの頭文字を取ったもの。
最近よく聞くことが多かったですが、こちらのプレゼンを聞くまではあまり良くわかってませんでした。
イメージはエクセルのマクロにもある動作を記憶させてルーティン動作を自動化させてくれるもの。
ソフト上でマウスを何回かクリックするだけで自動化できるのには驚いた。
これならちょっと使っても良いかも。
3.「 Techtouch 」 テックタッチ
こちらもRPAの紹介。
説明してくれたデモ機にはうちでも使っている旅費、経費精算ソフトのConcur。
問い合わせ率33%、差し戻し率79%削減!マニュアル作成工数を大幅削減し、システムの利活用を促進 – テックタッチ (techtouch.jp)
旅費や経費の精算は毎日行なうものではない為、紙のマニュアルを見ながら操作をしたり
年配の方になるとマニュアルを見るより若手に都度聞いたりすることも。
そのため上の紹介ページにもある通り、問い合わせと差し戻しがよく発生しますね。
久しぶりにソフトを使おうとすると、まずどこからクリックするのか?
経費の名称も決まった単語を使うなどのルールもあり、たまにしか使わない人には初見殺しのようなもの。
しかし、こちらのRPAではソフト上に覆いかぶせる形でアドバイスをポップアップしたり、
余計な場所はクリックできないようにマスクしてくれるので誤操作することを無くしてくれます。
お値段はけっこーしますが、これは今すぐ欲しいと思いましたね。
ということで、XR総合展で気になったものを紹介してみました。
普段行く展示会は施工で使うバルブや機材などがメインのため、RPAなどの業務効率化ソフトなどは新鮮でした。
仕事で使えるように申請まで持っていくのは時間がかかりそうですが、導入できたら良いなと思います。